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02月24日-01号

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  1. 甲州市議会 2016-02-24
    02月24日-01号


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    平成28年  3月 定例会甲州市告示第19号 平成28年甲州市議会3月定例会を平成28年2月24日午前10時甲州市議会議場に招集する。 平成28年2月17日                        甲州市長  田辺 篤          平成28年甲州市議会3月定例会会議録                平成28年2月24日(水)午前10時00分開議---------------------------------------◯議事日程(第1号)   平成28年2月24日(水)午前10時開議  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告  第4 総務・教育民生・建設経済常任委員会連合審査会の報告  第5 議会広報編集委員会の報告  第6 施政方針説明  第7 議案第1号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について     議案第2号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について     議案第3号 甲州市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について  第8 議案第4号 甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定について     議案第5号 甲州市行政不服審査会条例制定について     議案第6号 甲州市男女共同参画推進条例制定について     議案第7号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について     議案第8号 甲州市税条例及び甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について     議案第9号 甲州市子ども医療費助成金支給条例及び甲州市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について     議案第10号 甲州市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第11号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第12号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について     議案第13号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について     議案第14号 甲州市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について     議案第15号 甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について     議案第16号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について     議案第17号 甲州市レンタサイクル条例の一部を改正する条例制定について  第9 議案第18号 平成28年度甲州市一般会計予算     議案第19号 平成28年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算     議案第20号 平成28年度甲州市診療所事業特別会計予算     議案第21号 平成28年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算     議案第22号 平成28年度甲州市介護保険事業特別会計予算     議案第23号 平成28年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算     議案第24号 平成28年度甲州市訪問看護事業特別会計予算     議案第25号 平成28年度甲州市下水道事業特別会計予算     議案第26号 平成28年度甲州市簡易水道事業特別会計予算     議案第27号 平成28年度甲州市大藤財産区特別会計予算     議案第28号 平成28年度甲州市神金財産区特別会計予算     議案第29号 平成28年度甲州市萩原山財産区特別会計予算     議案第30号 平成28年度甲州市竹森入財産区特別会計予算     議案第31号 平成28年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算     議案第32号 平成28年度甲州市水道事業会計予算     議案第33号 平成28年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算     議案第34号 平成28年度甲州市勝沼病院事業会計予算  第10 議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)      議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)      議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)      議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)      議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)      議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)  第11 教育民生常任委員会付託事件の報告      ◯議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)              第1表 歳入歳出予算補正のうち               歳出 第3款 民生費                  第4款 衛生費                  第10款 教育費              第2表 繰越明許費補正      ◯議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)      ◯議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)      ◯議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)      ◯議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)  第12 建設経済常任委員会付託事件の報告      ◯議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)              第1表 歳入歳出予算補正のうち               歳出 第6款 農林水産業費                  第7款 商工費                  第8款 土木費      ◯議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)      ◯議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)      ◯議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)      ◯議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)  第13 総務常任委員会付託事件の報告      ◯議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)              第1表 歳入歳出予算補正のうち               歳入 全款               歳出 第1款 議会費                  第2款 総務費  第14 議案第44号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第7号)      議案第45号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)      議案第46号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第6号)      議案第47号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)      議案第48号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)  第15 議長辞職の件  第16 議長の選挙  第17 議会運営委員会委員の選任について  第18 釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙  第19 議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定について      議案第50号 山梨県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更に伴う山梨県市町村総合事務組合規約の変更について---------------------------------------◯本日の会議に付した案件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 総務・教育民生・建設経済常任委員会連合審査会の報告  日程第5 議会広報編集委員会の報告  日程第6 施政方針説明  日程第7 議案第1号~議案第3号  日程第8 議案第4号~議案第17号  日程第9 議案第18号~議案第34号  日程第10 議案第35号~議案第43号  日程第11 教育民生常任委員会付託事件の報告  日程第12 建設経済常任委員会付託事件の報告  日程第13 総務常任委員会付託事件の報告  日程第14 議案第44号~議案第48号  日程第15 議長辞職の件  日程第16 議長の選挙  日程第17 議会運営委員会委員の選任について  日程第18 釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙  日程第19 議案第49号及び議案第50号---------------------------------------◯出席議員(17人)                             1番  高畑一幸君                             2番  廣瀬明弘君                             3番  黒川武雄君                             4番  相澤俊行君                             5番  岡部紀久雄君                             6番  日向 正君                             8番  川口信子君                             9番  中村勝彦君                            10番  丸山国一君                            11番  矢野義典君                            12番  夏八木盛男君                            13番  古屋 久君                            14番  古屋匡三君                            15番  平塚 義君                            16番  野尻陽子君                            17番  岡 武男君                            18番  廣瀬宗勝君---------------------------------------◯欠席議員(なし)---------------------------------------◯説明のため出席した者の職氏名               市長                田辺 篤君               副市長               雨宮英司君               教育長               保坂一仁君               ぶどうの丘事業管理者        佐野光成君               政策秘書課長            深沢 告君               総務課長              山中 宏君               財務経営課長            三森哲也君               管財課長              藤枝一雄君               会計管理者             雨宮 修君               税務課長              荻原智志君               収納課長              山本一仁君               市民課長              飯嶋喜志男君               環境政策課長            堀内俊次君               建設課長              三森今朝美君               都市整備課長            宮原 万君               産業振興課長            中村正樹君               農林土木課長            小林輝章君               観光交流課長            樋口一重君               福祉課長              坂本 昇君               子育て支援課長           広瀬佐苗君               健康増進課長            井上愛子君               介護支援課長            坂本敏己君               国保年金課長            小沢一博君               鈴宮寮長              手塚俊彦君               教育総務課長            村松泰彦君               生涯学習課長            辻 勝弘君               文化財課長             曽根 浩君               学校給食センター所長        古屋孝明君               ぶどうの丘事務局長         内田三男君               勝沼支所長             土屋 武君               大和支所長             石田政輝君               水道課長              八巻守次君---------------------------------------◯出席事務局職氏名               事務局長              古屋拓巳               書記                広瀬秀一               書記                佐藤陽介     〔開会 午前10時00分〕 ○議長(中村勝彦君) ただいまの出席議員17人、定足数に達しておりますので、これから平成28年甲州市議会3月定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程につきましては、お手元に配付いたしました印刷物のとおりといたしますので、ご協力をお願いいたします。 この際申し上げます。報道機関から取材のためテレビカメラによる撮影の申し出があり、これを許可しておりますので、ご承知願います。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中村勝彦君) 日程第1に入ります。 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員については、議長において指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、議長において指名いたします。 6番、日向 正君、8番、川口信子君、以上お二人を指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(中村勝彦君) 日程第2に入ります。 会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期及び会議開催予定につきましては、去る2月19日に開かれた議会運営委員会において協議した結果に基づき、お手元に配付いたしました印刷物のとおり決定いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。--------------------------------------- △日程第3 諸般の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第3に入ります。 諸般の報告を申し上げます。 本定例会へ提案する議案等について市長から送付がありました。案件は、議案50件で市長提出案件として上程いたしました。 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項並びに地方公営企業法第27条の2第2項の規定により、平成27年度12月分から1月分の例月出納検査報告書及び地方自治法第199条の2項及び第4項の規定により、平成27年度定期監査等報告書が提出され、議員各位に配付済みであります。 その他、12月定例会の閉会から昨日までの議会活動状況については、お手元に配付いたしました庶務報告のとおりであります。--------------------------------------- △日程第4 総務・教育民生・建設経済常任委員会連合審査会の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第4に入ります。 総務・教育民生・建設経済常任委員会連合審査会の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、岡部紀久雄君。 ◆総務常任委員会委員長(岡部紀久雄君) 総務常任委員会教育民生常任委員会建設経済常任委員会連合審査会においての報告を申し上げます。 まち・ひと・しごと総合戦略の策定につきましては、平成26年12月に内閣官房から「議会と執行部が車の両輪となり推進することが重要であり、各地方公共団体の議会においても、総合戦略の策定段階や効果検証の段階において、十分な審議が行われるようにすることが重要である」との通知があったところであります。 本市の総合戦略においても、総務常任委員会教育民生常任委員会及び建設経済常任委員会、全てにわたりそれぞれの所管となる施策が掲げられております。 こうしたことから、総務常任委員会教育民生常任委員会建設経済常任委員会による連合審査会を行うことといたしました。 連合審査会は、本年1月26日及び2月22日に第1委員会室で開催いたしました。 1月26日には、「甲州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定に係る甲州市人口減少対策経過報告、甲州市総合戦略の素案及び甲州市総合戦略の事業について、また、2月22日には、甲州市人口ビジョン及び甲州市総合戦略について当局からの説明を聴取し、質疑を行いました。 本市における人口の現状と課題の分析、将来の人口推計の分析などを踏まえた「甲州市人口ビジョン」の策定とともに、人口減少等の課題に対応し、人口ビジョンに掲げる将来展望を達成するため、具体的な取り組みをまとめた「甲州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」が策定され、昨日公表されたところであります。 この戦略においては、人口減少や少子・高齢化が急速に進む社会情勢においても、地域としての高い持続性を確保するため、本市の置かれている状況を把握し、本市独自の施策の展開、個性を明確にすることにより選ばれるまちづくりを進め、「人口減少と地域経済縮小の克服」「まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立」を目指すとしておりますが、今後も甲州市が持続的に発展していくための指針となる「甲州市まち・ひと・しごと創生総合戦略」により、市当局におかれましては、本市における「まち・ひと・しごと」創生の実現に向け、効果的な施策を企画立案され、財源の確保に努めながら、積極的に本事業に取り組まれることを要望いたします。 また、今後の事業実施による効果検証の段階においても、市当局と十分な審議がなされることをあわせて要望いたします。 以上で、総務常任委員会教育民生常任委員会及び建設経済常任委員会による連合審査会の報告を終わります。 ○議長(中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第4の質疑を打ち切ります。--------------------------------------- △日程第5 議会広報編集委員会の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第5に入ります。 議会広報編集委員会の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、矢野義典君。 ◆議会広報編集委員会委員長(矢野義典君) 議会広報編集委員会から報告を申し上げます。 去る1月29日に甲州市議会広報第41号が発行されましたが、第41号発行に向けての編集委員会を12月14日、12月22日、1月15日、1月20日に開催し、企画内容の検討、委員の執筆分担の決定、各委員が執筆した原稿の校正などを行いました。 次に、第42号の内容については、「平成28年度予算の審議」を特集するとともに、「3月定例会レポート」「一般質問」「常任委員会レポート」、また、市民参加コーナーとして「市民フォーラム」及び「4コマ漫画」を掲載する予定です。 なお、山梨県広報協会が主催する平成27年度山梨県広報コンクールにおいて、「議会広報紙部門・市の部」に、当市議会広報第40号を応募した結果、優秀賞に選出されましたので、ご報告させていただきます。 議会広報編集委員会では、今後も読みやすく、わかりやすい、読者の立場に立った編集を心がけ、より多くの市民の皆様に親しまれる広報紙の発行を行っていく考えでありますので、関係各位のご協力をお願い申し上げます。 以上で、議会広報編集委員会の報告を終わります。 ○議長(中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第5の質疑を打ち切ります。---------------------------------------
    △日程第6 施政方針説明 ○議長(中村勝彦君) 日程第6に入ります。 施政方針説明。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 本日ここに、平成28年3月定例市議会の開会に当たり、議員各位には、提案をいたしました議案のご審議をいただくことに対しまして、心から感謝と敬意を表するものであります。 昨年は、甲州市が市制施行10周年を迎えた記念すべき年でありました。ことしは「次の10年」へ向け新たな成長、発展を目指すための大切な年であると認識をいたしております。人口減少による国内市場の規模縮小や、都市部への人口流出等の厳しい現実が待ち構えております。内閣府による1月の月例経済報告では、「景気は一部に弱さも見られるが、穏やかな回復基調が続いている」とされる中、国の平成28年度予算は、「経済・財政計画」の着実な推進、「一億総活躍社会」の実現とTPP(環太平洋パートナーシップ)を踏まえた対応などを基本方針として編成をされました。 本市の平成28年度の当初予算につきましては、市税の伸び悩みや地方交付税の減少など、厳しい状況の中で国の予算編成の動向や地方財政対策、社会、経済情勢の推移等に留意し、編成を行ったところであります。 財政運営のさらなる健全化を推進するため、行財政改革の努力を緩めることなく、全庁一丸となって経費の削減に取り組むとともに、限られた財源の重点的、効率的な配分など、創意工夫を行う中で、人口対策、子育て支援、教育・福祉、観光・農業などの振興、生活関連社会資本の整備など、甲州市総合計画及び総合戦略に基づく施策の着実な推進を図ってまいる所存であります。 今後の社会資本の整備に当たっては、施設の更新には廃止・統合なども含めて検討を行い、維持管理コストの軽減を図っていくことが不可欠になっております。長期的な視点を持って今後の管理運営のあり方を示す「公共施設等総合管理計画」につきましては、平成28年度末を目途に策定をすることとしており、固定資産台帳の作成及び基本方針の策定に向けて精力的に取り組んでいくとともに、行政に求められるさまざまな事案に対して的確に対応できるよう、職員のさらなるレベルアップが必要であり、職員研修の充実を図ってまいりますので、これまでに行ってまいりました研修以外に、専門研修として東京都主税局への派遣研修、また、職員の視野の拡大、行政、経済についての的確な分析・評価を基調とする新しい発想に立った施策の立案能力の養成、接遇スキル向上などを目的とした民間企業研修などを実施してまいります。 まず、人口対策についてであります。 甲州市まち・ひと・しごと総合戦略は、今後5カ年の本市の目標や施策の基本的方向を鑑み、具体的な施策53事業をまとめた「甲州市人口ビジョン」「甲州市総合戦略」を策定し、外部委員で組織をいたしました地方創生検討会議で協議をいただき、議会では審査をしていただいたところであり、公表させていただきました。 次に、男女共同参画推進であります。 平成19年3月、誰もがこの甲州市に住んでみたい、住んでよかったと思えるような魅力あるまちづくり、人づくりを目指し、「甲州フルーティー夢プラン」を策定し、男女共同参画社会の実現を目指し、精力的な取り組みを行ってまいりました。このたび、このプランを計画的、総合的、効果的に推進するため、甲州市の目指すべき姿を示し、市民や事業者などが市とともにそれぞれの果たすべき役割を明確にし、連携・協働して取り組むことを目的として「甲州市男女共同参画推進条例」を今議会に提出をさせていただいております。 次に、健康づくりについてであります。 他市に先駆けて市の重要施策として取り組んでまいりました「産前産後ケア事業」に、本年度は新たに塩山保健福祉センターの相談機能の充実を図り、全ての妊産婦に切れ目のない相談支援体制を創設いたしました。今後は、さらに安心して妊娠、出産、子育てができるまちづくりを目指し、市民と協働で「ママのあんしんネットワーク会議」を開催するなど、地域ぐるみの子育て支援体制の充実強化を図ってまいります。 食育の推進については、昨年度まで食育の啓発を目的に実施をしてまいりました「食育まつり」の形を変え、学びと交流を通じ食育の実践の輪を広げることを目的に、来月12日に「食育じまん発表会」を開催することといたしました。 国民健康保険事業につきましては、特定健診、ジェネリック医薬品の利用促進、また、「データヘルス計画」に基づく効果的、効率的な保健事業取り組み、加入者の皆様の健康保持増進を図ってまいります。 次に、子育て支援についてであります。 本市の保育料につきましては、国の基準より低く設定しているところでありますが、さらに多子世帯等に対する保育料の軽減等を国及び県の動きに合わせて対応してまいります。 次に、福祉施策についてであります。 昨年4月からスタートいたしました「生活困窮者自立支援事業」に、平成28年度から新たに生活保護世帯の子どもを含む生活困窮の子どもに対する学習支援事業を始め、対象者が学校や勉強から逃避しないよう学習に対する支援を行い、進学や就職により自立への門を開かせ、貧困の連鎖を防ぐことを目的として実施をしてまいります。 次に、介護保険事業についてであります。 本市における高齢化率は、2月1日現在で32.4%と極めて高く、今後も一層伸びていくものと予想されます。こうした状況の中、第6期介護保険事業計画に基づく地域密着型特別養護老人ホーム1施設の事業者を公募の上、決定いたしましたので、平成28年度中の完成に向け、年々増加する重度の入所待機者の解消が少しでも図られることを期待するものであります。 次に、廃棄物対策についてであります。 笛吹市境川町に建設中であります甲府・峡東地域ごみ処理施設は、平成29年4月の本稼働に向け、現在工事が順調に進んでおり、本稼働前の試運転を本年秋ごろより行う予定となっております。 次に、観光振興についてであります。 観光による交流人口の増大と地域の活性化を目指し、「人と地域資源を活かしたフルシーズンの観光まちづくり」に向けて、市民の皆様を初め、関係機関や各種団体等と連携を図る中で、おもてなしの心を持って各種の交流イベントや観光キャンペーンなど、シティープロモーション事業を積極的に展開いたしているところであります。 平成28年度は、県内外へ向けたリアルタイムで情報発信をさらに強化し、見て回るだけの観光から、触れ合い、体験できる、交流を中心とする観光立市を目指して、国際化や広域化など、観光ニーズの変化に対応した受け入れ態勢の整備をするとともに、市民と協働による通年型観光地づくりに取り組んでまいります。 また、2017年、来年でありますが、春から運行が開始をされますJR東日本の「クルーズトレイン(豪華列車:四季島)」のJR塩山駅受け入れにつきましては、JR及び関係機関や各種団体等と連携する中で、体制の整備、誘客活動の強化と駅前広場や施設等の改善など、ハード整備による受け入れ態勢の準備もあわせて取り組むことといたします。 次に、農業振興についてであります。 雪害による農業施設等の復旧につきましては、年度内の事業完了に向けて、支援対象の農家の方から書類の提出を受け、現地調査等最終的な確認作業を進めているところであります。また、ぶどうの輸出につきましては、全国ぶどう産地協議会事業として、今年度マレーシアで市場調査等を行い、大きな手応えを得たところであります。来年度はマレーシアへの輸出を促進するとともに、新たにインドネシア、中東での市場調査を計画し、農水省への事業補助の採択に向けて準備をいたしております。 担い手農業者の確保・育成につきましては、アグリマスター制度、農業支援員制度等に取り組んでおります。今月には、市民等から成る「甲州市新規就農定着支援検討会議」を設置いたしましたので、地域の核となる農業者の確保・育成に向けた検討を進めてまいります。農村ワーキングホリデー事業につきましては、さらなる事業のPRに努め、参加者と受け入れ農家の増加に向けて取り組んでまいります。 次に、世界農業遺産認定に向けた取り組みについてであります。 県及び峡東3市では、4月の申請書の提出に向けた計画書の作成を進めているところであり、昨日は甲州市の塩山農業振興協議会主催による「世界農業遺産セミナー」が開催され、多くの市民の皆様が参加していただいたところであります。さらなる市民の皆様の理解と協力をお願い申し上げる次第であります。 次に、鳥獣被害についてであります。 今年度設置をいたしました鳥獣被害対策実施隊による鳥獣の捕獲や、地域ぐるみで管理する防護柵の設置など、継続して展開するとともに、県事業を取り入れた防護柵の設置などの鳥獣被害対策を進めてまいります。 また、地域おこし協力隊OBが、ジビエをペットフードとして活用する事業を総務省の支援を受けて取り組んでおります。現在、施設整備に着手しておりますので、市といたしましても強力に支援をしてまいります。 次に、ワイン振興についてであります。 今月、「甲州市ワイン振興計画」の策定に向けて、市民で構成する「甲州市ワイン振興計画策定検討委員会」を設置いたしました。 本委員会においては、「原産地呼称ワイン認証制度」のさらなる推進や、「甲州ワイン乾杯条例」等の推進に向けた明確なビジョンの作成に取り組み、ワイン振興を図ってまいります。 県及び峡東3市による峡東地域ワインリゾートについては、今月5日に「峡東ワインリゾート構想」が策定されましたので、具体的な事業を展開していくことといたしております。 次に、商工振興についてであります。 これまで3回にわたり商工会と連携し、事業承継に向けたセミナーを開催するとともに、事業者へのアンケート調査を実施したところであります。来年度は、商工業の持続的な発展を目的とした創業支援事業にも取り組んでまいります。 また、甘草につきましては、市内で収穫された甘草をチップ及び粉末としたところでありますので、市内の食品業者等と連携し、甲州市産の甘草を活用したさまざまな商品化に向けて取り組みを強化してまいります。 次に、農業基盤整備事業についてであります。 市の農業振興を支える上で重要な役割を担っている基盤整備は、年々その重要性を増して農業生産性の向上に寄与しているところであります。その成果として、平成25年度より等々力地区で進めてまいりました天神農道が今年度完成し、平成24年度より下塩後地域で進めてまいりました唐沢水路も今年度完成をいたしたところであります。 また、地域全体の農村整備を行う目的で実施しております県営畑地帯総合整備事業も着実に事業を進めており、事業の成果があらわれていると実感をしているところであり、今後も地域の要望に即した基盤整備を積極的に取り入れ、甲州市の農業が持続的に発展するように取り組んでまいります。 次に、幹線道路整備についてであります。 平成25年度より着手をしております下塩後22号線改良工事につきましては、地域の皆様の協力を得る中で用地買収も完了し、今後、道路の改良工事、上下水道工事を並行して実施し、平成29年3月を完成目標といたしております。 次に、市街地再生に向けた取り組みについてであります。 塩山市街地ににぎわいを取り戻すことを目標に、安心・安全なまちづくりの観点から取り組んでいるところであります。平成28年度は、JR塩山駅を中心とした周辺への防犯カメラ、誘導サインの設置に向けて取り組んでまいります。 次に、教育行政についてであります。 本市の教育委員会では、甲州市教育振興基本計画の基本理念である「人・自然・ふるさとを愛する甲州市教育」の実現のため、次代を担う子どもたちの学びと成長、そして市民の生涯学習を促進する施策を、引き続き着実に進めてまいります。 学校施設の整備につきましては、平成28年度には、塩山南小学校の北館大規模改修工事と、老朽化が著しい勝沼小学校の屋内運動場大規模改修工事設計業務を行うことといたしております。 次に、文化財を活用したまちづくりについてであります。 今年度新設した文化財課を中心に、歴史まちづくり法に基づく「甲州市歴史的風致維持向上計画」につきましては、28年中に国の3省庁から認定を受ける予定であります。 昨年、「重伝建の選定」を受けた上条地区につきましては、新年度から2カ年の継続で、保存対策調査事業を実施し、地域の災害の特性や、最も心配される火災発生時の初期消火体制の構築など、防災計画の策定に取り組んでまいります。 また、文化的景観調査事業につきましては、「勝沼のぶどう畑とワイナリー群(仮称)」を文化的景観と捉え、構成するぶどう畑、ワイナリー、日川砂防施設、勝沼宿などを包括的に調査し、保存計画の資料とするほか、山梨県内で初となる重要文化的景観の選定を目指し、国史跡「勝沼氏館跡」につきましては、整備検討委員会において、基本計画である保存活用計画の策定を進めてまいります。 終わりに、議員各位のご理解とご協力のもと、塩山高校吹奏楽部による議場コンサートが今議会会期中に開催されることは大変すばらしいことだというふうに思います。 開けた議会を推進するためのすばらしい機会だと思います。18歳選挙権の導入に先立ち、高校生を初めとする若者の方々が議会・政治への関心を持っていただくよい機会になるものと大いに期待をいたしているところであります。 以上、私の所信の一端と施政方針を申し述べさせていただきましたが、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。 ○議長(中村勝彦君) 施政方針説明は終わりました。--------------------------------------- △日程第7 議案第1号~議案第3号 ○議長(中村勝彦君) 日程第7に入ります。 議案第1号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について、議案第2号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について、議案第3号 甲州市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について、以上3件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提案いたしました17件の条例案についてご説明をいたします。 まず、議案第1号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 平成27年8月6日付の人事院勧告による国家公務員の一般職の給与の改定及び同年10月19日付の県人事委員会の県職員の給与等に関する勧告に鑑み、市職員の給料表、勤勉手当の支給月数について改定を行うとともに、給与支給の適正化等を図る必要があるため、制定するものであります。 次に、議案第2号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 特別職の国家公務員の給与改定並びに一般職の国家公務員の給与改定及び平成27年10月19日付の県人事委員会の県職員の給与等に関する勧告を踏まえた市の一般職の職員の給与改定に伴い、市長等の期末手当の年間支給月数を改定する必要があるため、制定するものであります。 次に、議案第3号 甲州市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 特別職の国家公務員の給与改定及び市長以下、市職員の給与改定に鑑み、議員に支給する期末手当の年間支給月数の改定を行う必要があるため、制定するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 失礼しました。 議案第1号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について及び議案第2号 甲州市長等の給与及び旅費条例等の一部を改正する条例制定について並びに議案第3号 甲州市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定については、人事院勧告に伴い関係条例の改正を行うもので、本日ご議決をお願いするものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第7の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案3件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、委員会付託及び討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。ただいま上程中の条例案3件については、採決を省略し、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第1号、議案第2号及び議案第3号については、原案のとおり可決することと決しました。--------------------------------------- △日程第8 議案第4号~議案第17号 ○議長(中村勝彦君) 日程第8に入ります。 議案第4号 甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定について、議案第5号 甲州市行政不服審査会条例制定について、議案第6号 甲州市男女共同参画推進条例制定について、議案第7号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定について、議案第8号 甲州市税条例及び甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第9号 甲州市子ども医療費助成金支給条例及び甲州市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定について、議案第10号 甲州市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第11号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第12号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定について、議案第13号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定について、議案第14号 甲州市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第15号 甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について、議案第16号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第17号 甲州市レンタサイクル条例の一部を改正する条例制定について、以上14件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 次に、議案第4号 甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定についてご説明をいたします。 平成26年法律第68号により、平成28年4月1日から施行される改正行政不服審査法第2章第3節に規定する審理手続等を行うため、甲州市法務専門職員の任用等に関する条例を制定するものであります。 次に、議案第5号 甲州市行政不服審査会条例制定についてご説明いたします。 改正行政不服審査法第81条第1項の規定に基づき、同法の規定によりその権限に属された事項を処理するため、市長の附属機関として甲州市行政不服審査会を設置するため制定するものであります。 次に、議案第6号 甲州市男女共同参画推進条例制定についてご説明をいたします。 男女共同参画の推進に関し基本理念を定め、市、市民、事業者等の責務を明らかにするとともに市の基本的な施策を定め、男女共同参画への取り組みを通じた社会の実現を目的として制定するものであります。 次に、議案第7号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定についてご説明をいたします。 改正行政不服審査法が施行されることに伴い、関係条例について所要の整備を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第8号 甲州市税条例及び甲州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 平成27年12月16日に決定した平成28年度与党税制改正大綱において、地方税分野における個人番号、法人番号の利用について、その一部の手続における個人番号の利用の取り扱いを見直す方針が示されたことを踏まえ、市民税、特別土地保有税及び国民健康保険税の減免の申請において、納税義務者、特別徴収義務者等の個人番号の記載を要しないこととする所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第9号 甲州市子ども医療費助成金支給条例及び甲州市重度心身障害者医療費助成金支給条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 重度心身障害者の医療費助成金につきまして、窓口無料の規定を重度心身障害者医療費助成金支給条例の中で規定し、同時に子ども医療費助成金の対象から外す改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第10号 甲州市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が施行されること、また、行政不服審査法の改正に伴い、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第11号 甲州市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 改正地方公務員法の施行及び学校教育法等の一部改正により、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第12号 甲州市職員給与条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 地方公務員法の一部が改正され、人事評価制度を導入し、これを人事管理の基礎として級別基準職務表を定めるため、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 議案第13号 甲州市手数料条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 身体障害者補助犬については、障害者の日常生活を補助する特殊な犬であることを考慮し、条例に規定する犬に関する4つの手数料について免除するため及び行政不服審査法等の施行に伴い、手数料の額について所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 議案第14号 甲州市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が施行されることに伴い、同法で規定する障害者差別解消支援地域協議会の事務を障害者自立支援協議会の所掌事務に加えるよう、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 議案第15号 甲州市簡易水道条例の一部を改正する条例制定についてご説明いたします。 東部玉宮簡易水道統合整備として、上下小田原水道統合整備事業により、塩山上小田原地区及び塩山下小田原地区を簡易水道の給水区域として、新たに追加する必要があるため制定するものであります。 議案第16号 甲州市近代産業遺産宮光園設置及び管理条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 宮光園に係る事務事業について、平成28年度より観光交流課から文化財課へ移管するため、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 次に、議案第17号 甲州市レンタサイクル条例の一部を改正する条例制定についてご説明をいたします。 新たにレンタサイクルシステムを導入するに当たり、所要の改正を行う必要があるため制定するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) ただいま議長から許可をいただきましたので、質疑を行います。 まず初めに、議案第4号 甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定について質疑を行います。新しい条例ですので聞いておきます。 まず、一つ目といたしまして、この条例制定の背景はいかなるものかをお尋ねします。 次に、二つ目といたしまして、第2条第1項に、法務専門職員の行う業務について規定をしていますけれども、その具体的な内容について伺っておきます。 三つ目といたしまして、第2条第2項に、法務職員の任用について規定をしておりますけれども、具体的にはどのような者を任用するつもりかをお聞きしておきます。 四つ目といたしましては、第4条に、法務専門職員の勤務時間及び勤務日については、任命権者が定めることと規定しておりますけれども、第3条において、その身分は特別職としている中で、どのように定めるつもりでいるのか、具体的に決まっていれば教えていただきたいと思います。 五つ目といたしまして、第7条の罰則ですが、第5条第1項又は第2項に規定する守秘義務に違反した者は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処するとしておりますけれども、この罰則にした根拠は何かをお尋ねします。 次に、六つ目といたしまして、本条例の施行期日は平成28年4月1日としておりますけれども、任用等の準備行為等、同日前に実施すべき事務はないか等についてお尋ねしておきます。 次に、議案第5号 甲州市行政不服審査会条例制定について質疑を行います。 一つといたしまして、この条例制定の背景と第2条に規定する所掌事務との関係で、過去にこの所掌事務となる事件、すなわち不服申し立て等はあったのか。また、現在起こっている事案はあるのかをお尋ねいたします。 二つ目といたしまして、第4条第1項の委員の任命について規定をしているわけでございますけれども、具体的にはどのような者を任命するつもりでいるのか。 三つ目といたしまして、第6条の専門委員ですが、この専門委員と審査会の委員との関係は、また、第2項に専門委員の任用について規定しておりますけれども、具体的にはどのような者を何人ぐらい任用するつもりかをお聞きしておきます。 次に、議案第6号 甲州市男女共同参画推進条例制定について質疑を行います。 一つ目といたしまして、この条例については一つだけお聞きしておくわけですけれども、この条例は男女共同参画の推進について、市としての考え方や姿勢を規定したものだと思いますが、この条例の内容を実施するため、具体的にはどのようなことを行っていくつもりなのかをお伺いしておきます。 以上です。 ○議長(中村勝彦君) 総務課長、山中 宏君。 ◎総務課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員のご質疑にお答えをさせていただきます。 まず初めに、議案第4号 甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定についてでございます。 まず1点目、甲州市法務専門職員の任用等に関する条例制定の背景についてご質疑をいただきました。行政不服審査法は昭和37年の制定以来、50年以上実質的な法改正がなく、時代に即した見直しを実施すべく、平成26年3月に関連法案とともに改正案が国会に提出され、同年6月に成立、公布されたものであります。改正行政不服審査法では、公正性の向上の観点から、審理を行う者や第三者によるチェック機関の設置、審査請求人の手続保障などの改正がなされ、使いやすさの向上などの観点からは、不服申し立て期間の延長、不服申し立て手続の一元化、審理の迅速の確保などの改正が行われたものであります。 次に、法務専門員の行う具体的な業務につきましては、行政不服審査法においては審理の公正性、透明性を高めるため、審査請求の審理を行う職員を審理員として法律上義務づけており、審理員が実際の審理請求の審理に当たって中心的な役割を担うこととなります。具体的には、行政不服審査法に規定する審理手続を行うことになりますが、審理手続の計画的遂行を図るものであります。 次に、法務専門員は具体的にどのような者を任用するのかというご質疑でございますが、条例第2条で、審理手続に関する業務を行わせるため必要なときは、その業務を遂行するために必要な知識、技能及び経験を有する者を任用することとしており、弁護士を法務専門員として任用してまいりたいと考えております。 次に、法務専門員の勤務時間、勤務日でありますが、法務専門員は非常勤の特別職となります。不服申し立ての事件が発生した時点で、勤務時間、勤務日を決めてまいりますが、勤務時間につきましては基本的には1日6時間を考えております。なお、勤務日におきましては、事件の難易度により、法務専門員である弁護士と相談、協議し、決定していくことと考えております。 次に、罰則の設定根拠でございますが、私たち地方公務員は、地方公務員法第34条で秘密を守る義務が定められております。したがいまして、法務専門職員は非常勤の特別職でありますので、守秘義務違反があった場合は罰せられることになります。罰則につきましては、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が平成26年5月14日公布、平成28年4月1日施行予定で、3万円が50万円に改められております。本条例は、県内はもとより、全国全ての自治体で制定することから、罰則規定につきましては、山梨県が甲府地方検察庁と協議する中で定めたものでございます。 次に、施行期日を平成28年4月1日としているが、施行期日前に任用等準備行為を実施すべき事務はないかとのご質疑をいただきました。行政不服審査法の施行期日であります平成28年4月1日に合わせ、本条例の施行期日を平成28年4月1日施行としております。なお、法務専門職員の任用等に当たっては、事件が発生した時点で任用していくこととなりますので、施行日前に行う準備行為等はございません。 次に、議案第5号 甲州市行政不服審査会条例についてのご質疑にお答えをさせていただきます。 まず、条例制定の背景並びに過去に不服申し立てはあったのか、また、現在起こっている事件はあるのかとのご質疑にお答えをさせていただきます。改正行政不服審査法では、裁決の主観性、公正性を高めるため、裁決をしようとする際に行政不服審査会への諮問が義務づけられました。行政不服審査会は、審査長の諮問を受け、審査員、法務専門員でございます、審理員が行った審理手続の適正性を含め、審査請求についての審理長の判断の妥当性をチェックする役割を担うものであります。法務専門員と同様、行政不服審査会は公平性の向上のため設置をするものでございます。 過去における不服申し立てにつきましては、平成21年に滞納処分に係る異議申し立てが1件ございました。平成24年には戸籍の届けに関する異議申し立てがありましたが、この案件につきましては、戸籍法上事件となるため行政不服審査法による不服申し立てをすることができない事件でありました。なお、現在、不服申し立ての事件はございません。 次に、委員の任命につきましては、具体的に誰を任命するかは現段階では決まっておりません。条例では、「法律又は行政に関して優れた識見を有する者」としておりますので、司法書士や国家公務員、地方公務員OBなどを考えているところでございます。 次に、専門委員と審査会委員の関係、また、具体的な運用についてでございますが、専門委員につきましては、置くことができる規定となっております。したがいまして、審査会が必要と判断した場合に任命することになりますが、審査会委員以外の方にお願いをすることとなります。なお、人材につきましては、学識経験があり、また、審理請求事件に対し専門的な知識のある方にお願いをしていくこととなります。なお、専門委員の人数につきましては、審査請求事件の難易度によって変わってくると理解をしております。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) 市民課長、飯嶋喜志男君。 ◎市民課長(飯嶋喜志男君) 廣瀬宗勝議員の議案第6号の質疑にお答えいたします。 この条例は、男女共同参画の基本理念を計画的、総合的、広角的に推進するため、市、市民、事業者、自治組織等、それぞれの果たすべき役割や基本的な考え方、また、具体的な施策を示し、連携・協働して男女共同参画の推進に取り組むこととしております。 具体的には、平成19年3月に策定いたしました市の男女共同参画推進計画である甲州フルーティー夢プランが平成28年度に最終年度となりますので、今後、第2次プランの策定に向けて取り組みを行い、市で策定される計画に関しましては男女共同参画の視点に立ち、基本理念に配慮した計画の策定を進めてまいりたいと考えております。 また、市民、事業者、自治組織等の活動支援や情報発信、研修機会の提供などを積極的に行うとともに、甲州市男女共同参画推進委員さんを中心とした意識改革のための啓発活動等も進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) 各課長から、今、議案第4号、5号、6号についてお答えいただいたわけでございますけれども、議案第4号の甲州市法務専門職員の任用等に関する条例の制定について、3番目に質問いたしました第2条第2項、法務職員の任用について具体的にどのような者を任用するかということで、先ほどの答弁ですと弁護士というふうなお答えが参ってきておるわけでございますけれども、甲州市にも顧問弁護士は委嘱してあるというふうには承知をしておるわけでございますけれども、そうしますと、もし裁判等が発展した場合には、甲州市の弁護ができなくなるというふうな事例は当然あると思うわけでございますので、この弁護士について、どのような今後任用することの弁護士をお願いするのかを再度お尋ねしておきます。 ○議長(中村勝彦君) 総務課長、山中 宏君。 ◎総務課長(山中宏君) 廣瀬宗勝議員の再質疑にお答えをさせていただきます。 議員のご質疑のとおり、顧問弁護士をこの法務専門員に当てたときには、もし裁判に発展した場合には市の弁護をすることができなくなります。ご質疑のとおりでございます。その中で、弁護士につきましては、平成28年度から山梨県町村会法務研究会に甲州市は参加をすることとなりましたので、町村会の顧問弁護士事務所にお願いをする予定となっております。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) 質疑はございませんか。     (発言する者なし) ○議長(中村勝彦君) 日程第8の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の条例案14件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号及び議案第14号については総務常任委員会へ、議案第9号及び議案第16号については教育民生常任委員会へ、議案第15号及び議案第17号については建設経済常任委員会へそれぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで暫時休憩いたします。 再開を11時20分といたします。           休憩 午前11時09分           -----------           再開 午前11時20分 ○議長(中村勝彦君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第9 議案第18号~議案第34号 ○議長(中村勝彦君) 日程第9に入ります。 議案第18号 平成28年度甲州市一般会計予算、議案第19号 平成28年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算、議案第20号 平成28年度甲州市診療所事業特別会計予算、議案第21号 平成28年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算、議案第22号 平成28年度甲州市介護保険事業特別会計予算、議案第23号 平成28年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算、議案第24号 平成28年度甲州市訪問看護事業特別会計予算、議案第25号 平成28年度甲州市下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成28年度甲州市簡易水道事業特別会計予算、議案第27号 平成28年度甲州市大藤財産区特別会計予算、議案第28号 平成28年度甲州市神金財産区特別会計予算、議案第29号 平成28年度甲州市萩原山財産区特別会計予算、議案第30号 平成28年度甲州市竹森入財産区特別会計予算、議案第31号 平成28年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算、議案第32号 平成28年度甲州市水道事業会計予算、議案第33号 平成28年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算、議案第34号 平成28年度甲州市勝沼病院事業会計予算、以上17件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提出をいたしました平成28年度当初予算案17件についてご説明を申し上げます。 まず、議案第18号 平成28年度甲州市一般会計予算についてご説明をいたします。 予算の総額は、172億4,800万円であります。主な内容を申し上げますと、歳出においては、総務費に電算システムの運用経費や、ふるさと納税促進事業費、市民バス運行費、庁舎等維持管理経費など27億3,628万1,000円、民生費に子育て支援や在宅福祉、障害者福祉の充実を図るための経費、老人医療費など46億3,069万7,000円、衛生費に健康づくりの推進を図るための経費や、子ども医療費の助成、ごみ減量化及び再生利用推進のための経費など17億4,445万5,000円、農林水産業費に農業生産の基盤整備事業、有害鳥獣駆除対策事業など7億7,277万5,000円、商工費に観光振興のための経費など4億225万3,000円、土木費に生活関連基盤整備事業など18億6,871万8,000円、消防費に東山梨行政事務組合消防費負担金、地域防災対策事業など6億7,524万1,000円、教育費に小・中学校の教育振興に要する経費や、小学校エアコン設置事業、小学校大規模改修事業、生涯学習の推進、スポーツの振興を図るための経費など19億8,918万7,000円、公債費に21億8,949万9,000円などであります。 歳入においては、市税に39億9,835万1,000円、地方交付税に53億4,097万5,000円、国庫支出金に17億5,793万9,000円、県支出金に9億8,432万1,000円、寄附金に5億200万円、市債に16億7,040万円などであります。 この予算のうち、学校施設整備計画策定事業につきましては継続費をお願いするものであります。 次に、議案第19号 平成28年度甲州市国民健康保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は50億1,254万3,000円であります。主な内容といたしましては、歳出においては、保険給付費に29億4,396万9,000円、後期高齢者支援金等に5億4,210万2,000円、介護納付金に2億2,751万9,000円、共同事業拠出金に10億9,936万2,000円などであります。 歳入においては、国民健康保険税に10億5,776万8,000円、国庫支出金に10億4,978万3,000円、前期高齢者交付金に9億1,162万円、共同事業交付金に12億4,971万8,000円、繰入金に3億6,681万7,000円などであります。 次に、議案第20号 平成28年度甲州市診療所事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は6,944万8,000円であります。歳出の主な内容は、診療所に係る運営経費であります。 歳入においては、診療収入に4,792万9,000円、繰入金に2,088万8,000円などであります。 次に、議案第21号 平成28年度甲州市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は3億9,868万6,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、後期高齢者医療広域連合納付金に3億9,481万7,000円などであります。 歳入においては、後期高齢者医療保険料に2億9,755万円、繰入金に1億32万9,000円などであります。 次に、議案第22号 平成28年度甲州市介護保険事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は34億9,232万9,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、保険給付費に31億5,234万2,000円、地域支援事業費に8,002万3,000円などであります。 歳入においては、保険料に6億8,834万5,000円、国庫支出金に8億2,681万5,000円、支払基金交付金に8億8,565万1,000円、県支出金に5億9,219万7,000円、繰入金に4億9,920万7,000円などであります。 次に、議案第23号 平成28年度甲州市居宅介護予防支援事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は1,156万1,000円であります。歳出の主な内容は、サービス事業費であります。 歳入においては、サービス事業収入1,155万9,000円などであります。 次に、議案第24号 平成28年度甲州市訪問看護事業特別会計予算について説明いたします。 予算の総額は6,300万円であります。歳出の主な内容は、サービス事業費であります。 歳入においては、サービス事業収入6,170万2,000円などであります。 次に、議案第25号 平成28年度甲州市下水道事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は14億3,191万2,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、下水道費に4億973万1,000円、公債費に9億6,540万2,000円であります。 歳入においては、使用料及び手数料に2億1,111万3,000円、繰入金に6億9,451万9,000円、市債に4億4,550万円などであります。 次に、議案第26号 平成28年度甲州市簡易水道事業特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は8億1,871万3,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、簡易水道事業費に2億8,937万7,000円、環境衛生施設整備費に3億5,198万7,000円、公債費に1億7,434万9,000円などであります。 歳入においては、使用料及び手数料に2億4,388万円、繰入金に2億3,490万円、市債に2億4,380万円などであります。 次に、議案第27号 平成28年度甲州市大藤財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は447万5,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、総務費に73万2,000円、諸支出金に280万4,000円などであります。 歳入においては、財産収入に297万1,000円などであります。 次に、議案第28号 平成28年度甲州市神金財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は591万2,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、総務費に69万7,000円、諸支出金に486万1,000円などであります。 歳入においては、寄附金に530万7,000円などであります。 議案第29号 平成28年度甲州市萩原山財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は1,679万2,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、総務費に702万6,000円、諸支出金に890万円などであります。 歳入においては、財産収入に480万円、繰入金に864万3,000円などであります。 次に、議案第30号 平成28年度甲州市竹森入財産区特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は92万5,000円であります。主な内容といたしまして、歳出において、総務費に60万6,000円、保護費に16万5,000円などであります。 歳入においては、繰越金に60万円などであります。 次に、議案第31号 平成28年度甲州市岩崎山保護財産区管理会特別会計予算についてご説明いたします。 予算の総額は59万9,000円であります。主な内容といたしまして、歳出においては、管理費に44万2,000円などであります。 歳入においては、繰入金に43万6,000円などであります。 次に、議案第32号 平成28年度甲州市水道事業会計予算についてご説明いたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益4億8,338万4,000円、事業費用4億4,757万3,000円となっております。収益の主な内容は、営業収益4億1,938万8,000円であり、事業費用につきましては、営業費用として4億1,376万3,000円であります。 資本的収入及び支出につきましては、収入1,820万7,000円、支出1億8,151万8,000円となっており、収入の主な内容は、水道加入者負担金535万5,000円、移設補償金1,285万2,000円であり、支出につきましては、建設改良費1億1,579万2,000円であります。 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億6,331万1,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収入調整額759万6,000円、過年度分損益勘定留保資金1億5,571万5,000円で補填するものといたします。 次に、議案第33号 平成28年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計予算について説明いたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益10億3,213万8,000円、事業費用につきましては10億1,576万9,000円であります。収益の主な内容は、宿泊料、食事料、ワイン等の販売収入など、営業収益として10億3,186万円であります。事業費用につきましては、施設経営費など営業費用として9億8,133万1,000円であります。 資本的収入及び支出につきましては、支出として宿泊等及びワイン文化館3階レストラン空調設備改修工事2,200万円、駐車場用地土地収用事業認定申請用測量業務委託等150万円であります。 なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額2,350万円は、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額174万円、過年度分損益勘定留保資金2,176万円で補填するものといたします。 次に、議案第34号 平成28年度甲州市勝沼病院事業会計予算についてご説明いたします。 収益的収入及び支出につきましては、事業収益2,528万3,000円、事業費用2,528万3,000円であります。収益の主な内容は、一般会計から負担金等2,092万9,000円であり、費用につきましては、減価償却費、事務費等として2,255万1,000円、支払利息、雑損失として273万1,000円であります。 資本的収入及び支出は、収入につきましては、一般会計からの負担金1,052万5,000円、基金積立金利息2万円であり、支出につきましては、建設改良費等1,208万円、企業債償還金1,062万6,000円であります。 資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1,218万1,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填するものといたします。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、指名いたします。 15番、平塚 義君。 ◆15番(平塚義君) ただいま議長より質疑を通告しておきましたところ許可をいただきましたので、議案第33号 甲州市ぶどうの丘事業会計予算についてお伺いいたします。 ぶどうの丘につきましては、コンセッション方式等の議案が昨年12月否決されたと、そういう状況の中で28年度、しっかりと新たな出発の中で直営方式の中で当然やっていくわけですけれども、どんな方針のもとで予算案をつくったか。 また、次に28年度の予算書を見させていただくと、売り上げは、事業収益は10億3,200万何がし、事業費用は10億1,500万円かかる。そういう状況になっておりますけれども、それぞれの予算の事業会計予算の明細書によれば、今の積み上げの中で金額が出ていると思いますけれども、特に平成27年度と大幅に変わっているところ、今までなかった項目、そういうものをとりあえず説明していただきたいと思います。 なおかつ、予算によれば、平成27年度の予算は2億8,000万円ほど利益が上がる、ただ、平成28年度はもっと少ないというような状況ですけれども、幾ら上がる予定なのか。 ただ、私は一つ不審に思うことは、昨年の12月の一般質問の折に9月で六千何百万円、10、11月は大変な利益がある。そのかわり1月、2月、3月では減ってしまうと、そういうような答弁がありましたけれども、そのときに大変その要件を消化していかなければなりませんと、そういう答弁もある中で、結局3,000万円から5,000万円の間に抑えればいいかなというふうな現状でございます。これは、過去10年そのようにやっておりますと。では、利益をそのように抑えたりふやしたりしているのかなと、そういう部分もしっかりとお答えをお願いしたいと思います。 ○議長(中村勝彦君) ぶどうの丘事務局長、内田三男君。 ◎ぶどうの丘事務局長(内田三男君) 平塚議員の質疑にお答えをいたします。 平成28年度の勝沼ぶどうの丘事業の当初予算については、主なものを申し上げますと、平成27年度事業収益がふるさと納税特産品の売り上げにより大きく伸びたことに鑑み、当初予算を昨年度より4,600万円、率にいたしまして4.7%増額し、10億3,213万8,000円といたしました。 また、2月から4月にかけ入り込み客数の増員を図るため、大手旅行会社へ出向き営業活動を重点的に実施しておるところでございますが、28年度の業務予定については、このことを踏まえ、当初予算ベースで3万2,000人の増員、率にしまして5.1%増を見込ませていただきました。この営業活動がシーズンを通しまして実を結び、売り上げ効果があらわれるよう28年度も引き続き重点的に取り組んでいきたいと考えております。 また、施設の整備につきましては、特に修繕費に噴水広場の水路の傷みが激しいため、来客者に歩行等支障を来すというようなこともございますので、この整備、それからホテル外壁の改修等につきまして、合計で1,000万円を計上し、前年比155%の増額といたしました。また、資本的支出にホテル及びレストランの空調設備改修工事といたしまして2,200万円を計上し、サービスの向上を図ってまいりたいと考えております。 2点目の収益のほうにつきましては、これまで同様の勘定科目の内容でございまして、特にという部分につきましては、今申し上げましたふるさと納税の特産品の売り上げの増ということを28年度も見込んでいるところでございます。 事業費用のほうでございますけれども、それに鑑みまして、売店材料費が2,339万円ほど増額をいたしました。それから、修繕費、今申し上げましたように約1,000万円増額というふうなところが、特に事業費用としては目立った部分でございます。 なお、純利益の減額という部分でございますが、当初予算書に27年度の損益計算書が出ておりますけれども、その中では本年度の見込みにつきましては、2,887万7,000円というような形で見込みを立てておりますが、28年度につきましては、この中で純利益については、想定でございますけれども、1,647万円というようなことでございます。これにつきましては、ただいまの事業収益、それから事業費用の当初予算の数字等を見込む中で出てきた予測の純利益ということでございます。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) 15番、平塚 義君。 ◆15番(平塚義君) 今質疑の答弁をいただきましたけれども、まだ全部いただいていないような気もいたしますけれども、新たな経費とか、項目の中でどういうものがふえたのかという部分も先ほど言ったつもりでしたけれども、それはありませんでしたか。明細書の部分で、27年度と比べてということを言ったつもりでしたけれども。 ○議長(中村勝彦君) ぶどうの丘事業管理者、佐野光成君。 ◎ぶどうの丘事業管理者(佐野光成君) 平塚議員のご質疑にお答えをさせていただきます。 特に平塚議員からのご指摘をいただいておりまして、28年度については営業を強化するということの中に、一つ交通費を多く設けさせていただきました。旅費だけでは足りませんので、交通費ということで計上させていただきました。 それから、3番目の質問の中に、ぶどうの丘が大体3,000万円から5,000万円というご質問がございましたけれども、ぶどうの丘の場合、大体今10億円を超えてくると、少なくとも5%以上の純利益を出さなければいけないというふうに、私は思っておりますけれども、3,000万円、5,000万円あるいは7,000万円の収益がございました。ほかの議員からもご質問がございましたように、ここの予算書にもございますが、特にぶどうの丘の場合は老朽化している施設がたくさんございます。その老朽化を修理していく上において、資本的収入、資本的支出というのがここにございますけれども、資本的収入はございません。資本的支出だけです。資本的支出というのはどこから補填するかというと、当年度純利益あるいは過年度分の純利益内部留保を使って補填するということですから、その年の5,000万円あっても修理で使っていますから2,000万円にしかならないということになります。そんなふうにご理解をいただきたいと思います。23年からだんだん減っているというお話もいただきましたけれども、だんだん老朽化してまいりまして、それも全て、外部資金が投入されておりませんから、ぶどうの丘の純益からそれを補填させていただいているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。     (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) では、許可いたします。 15番、平塚 義君。 ◆15番(平塚義君) 先ほどの件については、最初のほうの答弁になかったという意味でお聞きしたつもりでしたけれども、もう一度お願いします。 先ほどの中におきまして、新たな展開をするので交通費等をもっていくと、そういうお話がありましたけれども、実はここに改革委員8人分の報酬とか、そういう部分も改めて出てきております。今まではどうなっていたのかということもお聞きしたいし、また、先ほど事務局長のほうからふるさと納税の分の売り上げの増があるから、10億円を突破するというようなお話もありました。当然、今言うように先ほど旅行会社とか、そういうところへ一生懸命あれして、売り上げ増に貢献するんだと、人数もふやすんだと、そういうお話も聞きました。そうは言いながらも、後ほど聞こうと思っていましたけれども、平成27年度の補正予算でも10億5,000万円、そこまでのそういう状況の中で、これでは何か単にふえた部分というのはふるさと納税でそのお返しのホテル代とか、そういうような部分だと、私はそういうような解釈、もう少し積極的なことを考えていたのかどうかということを再度、この28年度の予算についてお聞きしておきたいなと思います。 ○議長(中村勝彦君) ぶどうの丘事務局長、内田三男君。 ◎ぶどうの丘事務局長(内田三男君) 平塚議員の再質疑につきましてお答えをいたします。 先ほどの改革委員会のお話でございますけれども、改革委員につきましては、ぶどうの丘の経営につきまして現在は欠員が1人ございますけれども、一応定員は8人ということの中で、年8回行う予定で予算を計上させていただいております。1人1回5,000円ということの中で予算を計上させていただいております。主な内容につきましては、ぶどうの丘の経営についてということの中で議会から出た意見等の検討、それから売り上げ状況の内容等につきましてご審議をいただいているというようなことでございます。改革委員会の部分につきましては、そういうことで計上をさせていただいております。 ○議長(中村勝彦君) 次に、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) 議案第18号 平成28年度甲州市一般会計予算について質疑を若干いたします。 通告しておきましたけれども、平成28年度の一般会計当初予算の総額が172億4,800万円で、前年度当初額に比べ8,000万円減、率にいたしまして0.5%の減になっているというふうな、先ほど市長の方針の中でもお聞きしたところでございます。そうした中で、平成28年度の当初予算編成は、どのような考えのもとに行ったのかを、まずお聞きいたします。 次に、平成28年度の当初予算において、地域創生総合戦略に基づく事業予算づけはどのようになっているのか。 3点目で、28年度当初予算において厳しい財政状況を踏まえつつ、さらに行政改革大綱における予算化への取り組みはどのように反映されているのかをお聞きしておきます。 次に、歳入関係でございますけれども、第10款の地方交付税について若干聞いておきます。平成28年度、国の地方財政計画では地方交付税は16兆7,000億円ということで、前年度より約1兆円の減で、率にしては0.3%の減になっているわけでございますけれども、本市の28年度の当初予算では53億4,097万5,000円の計上というふうなことでございまして、前年度より6,440万9,000円で1.2%減であります。このことは人口減少等がある中でどのような交付税に対しての算定を行ったのかをお聞きしておきます。 次に、21款の市債についてちょっと聞いておきますけれども、市債が大分減っていいことだと思うわけではございますけれども、目立ったことについてちょっと聞きますけれども、8目の過疎対策事業債が今年度1億190万円ほど計上してございますけれども、この事業内容、充当率などについてはどのようになっているのか。また、合併特例債の内容についてでございますけれども、9目で合併特例債は8億6,160万円を計上しておりますけれども、この起債の事業を使って28年度の主な充当事業等がどのようなものが、主なもので結構でございますが、どうなっているのかをお聞きしておきます。 それから次に、臨時財政対策債は5億6,490万円ほどとなっておりますけれども、対策債についてはどのような算定で今年度この予算計上をされておるのかを伺っておきます。 それから、これは特別会計ですが、議案第22号 平成28年度甲州市介護保険事業特別会計予算について伺っておきます。 歳出で1款の総務費、1項の総務管理費の1目一般管理費でございますけれども、19節の負担金補助及び交付金についてですけれども、今年度特筆的に1億4,210万7,000円が計上してあるわけでございますけれども、具体的にこの内容についてを伺っておきます。 以上です。 ○議長(中村勝彦君) 財務経営課長、三森哲也君。 ◎財務経営課長(三森哲也君) それでは、廣瀬宗勝議員の質疑にお答えいたします。 まず、1点目といたしまして平成28年度当初予算の基本方針ということでございますけれども、平成28年度当初予算の編成に当たりましては、財政運営のさらなる健全化を推進するため、行財政改革の努力を緩めることなく、事務事業の改善意欲をより高め、スクラップ・アンド・ビルド体制の確立を図るため、前年度に引き続き一般財源相当額を配分する枠配分方式による予算編成を行いました。また、従来の慣例にとらわれず手法や仕組みを検討し、徹底した事務事業の見直しを行うとともに、優先度、緊急度を吟味する中で限られた財源の重点的、効率的な配分を行い、総合計画及び総合戦略に基づく施策を積極的に推進していくこととして予算編成に取り組んだところでございます。 次に、2点目といたしまして、地域総合戦略に基づく事業の予算づけ、それから総合計画における位置づけということでございますけれども、総合戦略に位置づけがされております事業は、合計で53事業となっております。このうち、平成28年度当初予算に計上されております事業は31事業となっております。ほかの事業につきましては実施内容等、具体化に向けた検討を深める中で29年度以降に予算化していくこととしております。 総合計画における位置づけといたしましては、まず、創意に満ちた活力ある産業のまちづくりとして、農業振興、ワイン振興事業等、また、健やかに心触れ合う健康福祉のまちづくりとしまして、安心して妊娠・出産・子育てができるまちづくり事業などそれぞれ6つの分野ごとに実施事業を位置づける中で事業予算を計上させていただきました。 また、行政改革大綱における取り組みでございますけれども、予算にどのように反映されているかということでございますけれども、第3次行政改革大綱では、基本方針といたしまして市民協働の推進、職員のスキルアップ、業務改善、健全財政の維持といった4項目を掲げて改革に取り組んでいくこととしており、28年度予算編成におきましてもこの方針に沿って編成を行ったところであります。特に、経常経費の節減につきましては、一般財源相当額について前年度比で5%減という枠配分を行う中で、積極的な取り組みを行いました。また、救護施設の鈴宮寮における指定管理者制度の導入などにより、行政経費の縮減に努めたところであります。 次に、地方交付税の算定ということでございますけれども、地方交付税につきましては国税の一定割合が地方に配分される貴重な財源であります。算定に当たりましては、国が示す地方財政計画や県による試算等をもとに行っております。先ほど申されましたとおり、地方財政計画では地方交付税は16.7兆円ということで、前年度に比べ0.1兆円、率にして0.3%の減となっておりますが、本市の場合は6,440万9,000円、1.2%の減となっております。地方財政計画に比べますと減少率が大きくなっておるという状況でございます。この減少の主な要因といたしますと、議員のご指摘のとおり昨年実施されました国勢調査速報値の人口減少等によるものでございます。この速報値をもとに県の試算も示されておりますので、前年度比減額で計上させていただいたところでございます。 最後に、市債についてでございますけれども、まず、過疎対策事業債につきましては、大和地域の過疎対策の事業に充当するものでございます。充当率は100%、地方交付税への措置率は元利償還金の70%であります。主な内容につきましては、建設事業分としまして道の駅リニューアル事業、市道初鹿野7号線改良事業など15事業、自立促進特別事業分としまして観光交流施設や大和福祉センターの指定管理事業、勝頼公祭りなど10事業に充当させていただくものでございます。 次に、合併特例債につきましては、充当率は95%で交付税措置率は元利償還金の70%となっております。主な充当先でございますが、塩山南小など小学校大規模改修事業、同じく小学校エアコン設置事業、県営担い手支援型畑地帯総合整備事業など20事業に充当させていただいております。 臨時財政対策債でございますが、この臨時財政対策債につきましては実質的な地方交付税総額として扱われております。使途の定めがない一般財源として充当されるものでございます。28年度当初予算におきましては、国が示す地方財政計画及び県による試算に基づきまして前年度比12.5%減で計上させていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) 介護支援課長、坂本敏己君。 ◎介護支援課長(坂本敏己君) 廣瀬宗勝議員のご質疑にお答えをさせていただきます。 議案第22号 平成28年度介護保険事業特別会計予算、歳出、1款総務管理費、1項一般管理費、19節負担金補助、及び交付金1億4,210万7,000円の内訳についてご説明をさせていただきます。 第6期甲州市介護保険計画に基づきます地域密着型特別養護老人ホーム29床1施設の整備に係る建設費県補助金1億2,383万円、内訳は1床につき427万円となっております。合わせまして、同施設の施設開設準備経費等県補助金1,800万9,000円。内訳につきましては、1床当たり62万1,000円となっております。これが主なもので、このほか26万8,000円につきましては介護支援専門員、いわゆるケアマネジャーのスキルアップのための研修負担金等になっております。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第9の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の予算案17件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第18号 平成28年度甲州市一般会計予算、第1表歳入歳出予算のうち、歳入、全款、歳出、第1款議会費、第2款総務費、第9款消防費、第11款公債費、第12款予備費、第3表地方債、総則中一時借入金及び歳出予算の流用及び議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号及び議案第31号については総務常任委員会へ、議案第18号 第1表歳入歳出予算のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第2表継続費及び議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号及び議案第34号については教育民生常任委員会へ、議案第18号 第1表歳入歳出予算のうち、歳出、第5款労働費、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費及び議案第25号、議案第26号、議案第32号及び議案第33号については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで暫時休憩いたします。 再開を1時15分といたします。           休憩 午後0時09分           -----------           再開 午後1時15分 ○議長(中村勝彦君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第10 議案第35号~議案第43号 ○議長(中村勝彦君) 日程第10に入ります。 議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)、議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)、議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)、以上9件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 今回提案をいたしました議案第35号から第43号までの9件につきましては、人事院勧告等による給与改定のため補正をお願いするものであります。 また、一般会計において、国の補正予算による臨時福祉給付金給付事業に係る経費及び勝沼ぶどうの丘事業会計において、売り上げ増加に伴う販売費等の経費を含め補正をお願いするものであります。 まず、議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2億2,581万3,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、総務費へ9,141万8,000円、民生費へ1億3,046万3,000円、教育費へ424万3,000円を追加し、議会費に646万1,000円を減額するものであります。 歳入においては、地方交付税へ8,278万5,000円、国庫支出金へ1億2,698万8,000円、繰越金へ1,604万円を追加するものであります。 この補正予算のうち、臨時福祉給付金給付事業につきましては、繰越明許費補正をお願いするものであります。 次に、議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ45万4,000円を追加するものであります。 歳出においては、総務費へ45万4,000円を追加し、歳入においては、繰越金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ25万6,000円を追加するものであります。 歳出においては、総務費へ25万6,000円を追加し、歳入においては、繰越金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ80万3,000円を追加するものであります。 歳出においては、総務費へ28万9,000円、地域支援事業費へ51万4,000円を追加し、歳入においては、繰入金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ8万2,000円を追加するものであります。 歳出においては、サービス事業費へ8万2,000円を追加し、歳入においては、繰越金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ36万2,000円を追加するものであります。 歳出においては、下水道費へ36万2,000円を追加し、歳入においては、繰入金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ35万2,000円を追加するものであります。 歳出においては、簡易水道事業費へ35万2,000円を追加し、歳入においては、繰入金へ同額を追加するものであります。 次に、議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、収益的支出のうち、営業費用に50万9,000円を追加するものでございます。 次に、議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、収益的収入及び支出のうち、営業収益に6,500万円を追加し、営業費用に5,349万8,000円、営業外費用に100万円を追加するものであります。 以上、よろしくご審議の上、本日のご議決をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、指名いたします。 15番、平塚 義君。 ◆15番(平塚義君) ただいま議長より許可がありましたので、質疑を行います。 議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)についてお伺いします。 午前中の28年度の当初予算の質疑の折にも一部出ておりましたけれども、もう少し詳しい内容、経過をお伺いしたいと思います。 ○議長(中村勝彦君) ぶどうの丘事務局長、内田三男君。 ◎ぶどうの丘事務局長(内田三男君) 平塚議員の質疑にお答えをいたします。 平成27年度勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。 今回の補正につきましては、給与及び事業収益、事業費用予算につきまして補正をお願いするものでございます。 人事院勧告の実施に伴う給与等の改正で、補正額はぶどうの丘職員7人分の給料14万2,000円、期末勤勉手当が55万7,000円、共済、退職手当負担金、社会保険等の法定福利が4万3,000円の合計で74万2,000円の増額でございます。 次に、ぶどうの丘の事業収益の増加と、これに関連する事業費用の増加に対する補正予算のお願いでございます。 本年度の当初予算額は、事業収益が9億8,589万7,000円としたところでございますが、ふるさと納税特産品の市からの購入額の急激な増加に伴いまして、利用収益を500万円、売店収益を6,000万円、事業収益合計で6,500万円の増額をお願いし、事業費用につきましても、このことに関連して予算の不足が生じ、追加をお願いするものでございます。 事業費用の内容につきましては、販売費の飲食材料費に350万円、売店材料費に4,300万円、販売手数料の特産品手数料として160万円の合計4,810万円の追加、また、施設経営費の備品消耗品費に箱代等の消耗品代としまして340万円、通信運搬費に宅急便代ということで不足額100万円の合計440万円、それから、消費税の増加分ということで100万円、また、減価償却費の不足分が55万9,000円ということで、これらの追加をお願いするものでございます。 例年は、ぶどうの丘事業会計は弾力的運用の中で、流用等により事業費の支払いを行ってきたところでございますが、本年度につきましては予算額が増大し、2月いっぱいで事業費用予算が不足する状況にございます。このようなことから議会初日の議決をお願いしたところですが、議員各位にはご理解いただき、ご議決いただきますようよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(中村勝彦君) ほかに質疑はございませんか。     (発言する者なし) ○議長(中村勝彦君) 日程第10の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案9件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入、全款、歳出、第1款議会費、第2款総務費については総務常任委員会に、議案第35号 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第2表繰越明許費補正及び議案第36号、議案第37号、議案第38号及び議案第39号については教育民生常任委員会へ、議案第35号 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費及び議案第40号、議案第41号、議案第42号及び議案第43号については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで暫時休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。           休憩 午後1時28分           -----------           再開 午後2時50分 ○議長(中村勝彦君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程第11 教育民生常任委員会付託事件の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第11に入ります。 教育民生常任委員会付託事件の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、高畑一幸君。 ◆教育民生常任委員会委員長(高畑一幸君) 教育民生常任委員会付託事件の報告を申し上げます。 本日の本会議において、当委員会に審査を付託された議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第2表繰越明許費補正、議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)、議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)、以上の事件を審査するため、休憩中に教育民生常任委員会を第1委員会室で開催いたしました。 委員会には委員全員が出席し、当局から各議案について説明を聴取し、慎重審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、教育民生常任委員会の報告を終わります。 ○議長(中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。 質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第11の質疑を打ち切ります。 この際、申し上げます。 各常任委員会に審査を付託した議案第35号については、各常任委員長報告の後、一括して決定することといたしますので、ご承知願います。 お諮りいたします。教育民生常任委員会に審査を付託した事件のうち、議案第35号を除く他の事件については、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。議案第36号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第37号 平成27年度甲州市診療所事業特別会計補正予算(第2号)、議案第38号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第39号 平成27年度甲州市訪問看護事業特別会計補正予算(第2号)、以上4件については採決を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第36号、議案第37号、議案第38号及び議案第39号については、委員長報告のとおり可決することと決しました。--------------------------------------- △日程第12 建設経済常任委員会付託事件の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第12に入ります。 建設経済常任委員会付託事件の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、黒川武雄君。 ◆建設経済常任委員会委員長(黒川武雄君) 建設経済常任委員会付託事件の報告を申し上げます。 本日の本会議において、当委員会に審査を付託された議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)、以上の事件を審査するため、休憩中に建設経済常任委員会を第3委員会室で開催いたしました。 委員会には、委員と議長が出席し、当局から各議案について説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、建設経済常任委員会の報告を終わります。 ○議長(中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第12の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。建設経済常任委員会に審査を付託した事件のうち、議案第35号を除く他の事件については、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。議案第40号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第41号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)、議案第42号 平成27年度甲州市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第43号 平成27年度甲州市勝沼ぶどうの丘事業会計補正予算(第3号)、以上4件については採決を省略し、委員長報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第40号、議案第41号、議案第42号及び議案第43号については、委員長報告のとおり可決することと決しました。--------------------------------------- △日程第13 総務常任委員会付託事件の報告 ○議長(中村勝彦君) 日程第13に入ります。 総務常任委員会付託事件の報告を議題とし、委員長の報告を求めます。 委員長、岡部紀久雄君。 ◆総務常任委員会委員長(岡部紀久雄君) 総務常任委員会付託事件の報告を申し上げます。 本日の会議において、当委員会に審査を付託された議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入、全款、歳出、第1款議会費、第2款総務費、以上の件を審査するため、休憩中に総務常任委員会を第1委員会室で開催いたしました。 委員会には、委員全員と議長が出席し、当局からの議案についての説明を聴取し、慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(中村勝彦君) 報告は終わりました。 この報告に対し質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第13の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。各常任委員会に審査を付託した議案第35号については、討論を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、討論を省略いたします。 続いて、お諮りいたします。議案第35号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第6号)については、採決を省略し、各委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第35号については、各委員長報告のとおり可決することと決しました。--------------------------------------- △日程第14 議案第44号~議案第48号 ○議長(中村勝彦君) 日程第14に入ります。 議案第44号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第7号)、議案第45号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)、議案第46号 平成27年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第6号)、議案第47号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)、議案第48号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)、以上5件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) 議案第44号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第7号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億8,216万5,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、総務費へふるさと支援基金積立金等2億5,949万6,000円、農林水産業費へ県営担い手支援型畑地帯総合整備事業費等7,603万1,000円を追加し、民生費を保育対策促進事業費2,283万5,000円、商工費を近代産業遺産整備事業等2,165万7,000円、土木費を社会資本整備総合交付金事業費等1億1,260万1,000円減額するものであります。 歳入においては、市税へ5,700万円、地方交付税へ1億1,800万円、寄附金へ2億3,139万9,000円を追加し、分担金及び負担金を4,683万6,000円、国庫支出金を3,629万5,000円、県支出金を3,349万6,000円、繰入金を1億1,863万8,000円減額するものであります。 この補正予算のうち、情報セキュリティ強靭化対策事業ほか6件につきまして、繰越明許費補正をお願いするものであります。 次に、議案第45号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ5,082万9,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、保険給付費へ9,300万円を追加し、共同事業拠出金を4,217万1,000円減額するものであります。 歳入においては、国庫支出金へ2,296万1,000円、共同事業交付金へ1,517万1,000円、繰入金に2,735万9,000円を追加し、国民健康保険税を1,600万円減額するものであります。 次に、議案第46号 平成26年度甲州市介護保険事業特別会計補正予算(第6号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ3,260万5,000円を追加するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、諸支出金へ3,305万7,000円を追加し、地域支援事業費を150万円減額するものであります。 歳入においては、繰入金へ3,254万1,000円を追加するものであります。 この補正予算のうち、介護保険法改正システム改修事業につきましては、繰越明許費をお願いするものであります。 次に、議案第47号 平成27年度甲州市下水道事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ2,282万4,000円を減額するものであります。 歳出においては、下水道費を2,282万4,000円減額し、歳入においては、国庫支出金を200万円、繰入金を204万8,000円、諸収入を1,367万6,000円、市債を510万円減額するものであります。 次に、議案第48号 平成27年度甲州市簡易水道事業特別会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億1,986万6,000円を減額するものであります。 主なものといたしまして、歳出においては、環境衛生施設整備費を1億1,660万5,000円減額し、歳入においては、繰入金へ2,316万7,000円を追加し、使用料及び手数料を1,172万円、国庫支出金を5,461万3,000円、市債を7,570万円減額するものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(中村勝彦君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。 質疑の通告がありますので、指名いたします。 18番、廣瀬宗勝君。 ◆18番(廣瀬宗勝君) 議案第45号 平成27年度甲州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)について質疑を行います。 歳出の第2款保険給付費、第1項療養諸費、また、第2項高額療養費について多額な金額が計上されているわけでございます。1項の療養費については7,200万円、そして高額療養費については2,100万円の計上がされているわけでございますけれども、今回の補正についてはインフルエンザが流行して全国的、またあるいは県、この地域で流行している状況で、新聞等でも報道がありご存じでございますけれども、これらの医療費がかさんで今回の補正になるのか。ちょっと予算上、金額が多額でございます。そんな中で思うわけですけれども、特別にほかにも要因があるのではないかということでちょっと内容等についてを伺っておきます。 ○議長(中村勝彦君) 国保年金課長、小沢一博君。 ◎国保年金課長(小沢一博君) 廣瀬宗勝議員のご質疑にお答えいたします。 議員申しましたように、インフルエンザの流行も見込んでの追加補正でございますが、特に大きな要因といたしましては、新薬の保険適用が承認され、8月以降の調剤医療費が大幅に伸びていることに加え、1月請求において一部、昨年2月診療から10月診療の9カ月分の1件当たりの高額医療費が診療報酬の支払いがまとめて発生し、1月請求に含まれていたことから、保険給付費等の増額補正をお願いするものでございます。 ○議長(中村勝彦君) ほかに質疑はございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) 日程第14の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の補正予算案5件については、次のように各常任委員会に審査を付託したいと思いますので、お聞き取り願います。 議案第44号 平成27年度甲州市一般会計補正予算(第7号)、第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入、全款、歳出、第2款総務費、第9款消防費、第2表地方債補正、第3表繰越明許費補正のうち、第2款総務費については総務常任委員会へ、議案第44号 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第3款民生費、第4款衛生費、第10款教育費、第3表繰越明許費補正のうち、第3款民生費、第4款衛生費及び議案第45号及び議案第46号については教育民生常任委員会へ、議案第44号 第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出、第6款農林水産業費、第7款商工費、第8款土木費、第3表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費及び議案第47号及び議案第48号については建設経済常任委員会へ、それぞれ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中村勝彦君) ご異議がないので、さよう決しました。 ここで暫時休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。           休憩 午後3時14分           -----------           再開 午後3時46分 ○副議長(日向正君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○副議長(日向正君) 休憩中に中村勝彦議長から議長の辞職願が提出されました。 よって、議長を交代し、しばらくの間、副議長の私が議長の職務を行いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。 お諮りいたします。ここで、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○副議長(日向正君) ご異議なしと認めます。 よって、日程第15を繰り下げ日程第16とし、日程第15に議長辞職の件を追加し、議題といたします。--------------------------------------- △追加日程第15 議長辞職の件 ○副議長(日向正君) 追加日程第15に入ります。 議長辞職の件を議題といたします。 地方自治法第117条の規定によって、中村勝彦君の退場を求めます。     (議長 中村勝彦君退席) ○副議長(日向正君) 辞職願の朗読を事務局長にいたさせます。 議会事務局長、古屋拓巳君。 ◎議会事務局長(古屋拓巳君) (「辞職願朗読」) ○副議長(日向正君) 朗読は終わりました。 お諮りいたします。中村勝彦議長の議長辞職を許可することにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) ご異議なしと認めます。 よって、中村勝彦議長の議長辞職を許可することに決しました。 中村勝彦前議長の復席を求めます。     (前議長 中村勝彦君復席)--------------------------------------- △辞任の挨拶 ○副議長(日向正君) ここで、前議長から辞任のご挨拶がありますので、お聞き取り願います。 中村前議長。 ◆前議長(中村勝彦君) 退任に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 顧みますと、平成25年11月臨時議会におきまして、議員各位からの温かいご支援により推挙を賜り、図らずも議長の職につかせていただきました。この間、微力でありますが、甲州市並びに甲州市議会の発展に精進してまいりました。幸いにも先輩、同僚議員各位からの格別のご支援とご厚情を賜り、また、市長を初め当局のご協力により、本日その職責を果たし得ましたことに心から感謝を申し上げます。 今後も、一議員として皆様とともに市政進展に市民福祉増進のために全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、変わらぬご厚情をお願い申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。--------------------------------------- △日程の追加 ○副議長(日向正君) ただいま議長が欠員となりました。 よって、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) ご異議なしと認めます。 よって、日程第16を繰り下げ日程第17とし、日程第16に議長の選挙を追加し、選挙を行うことに決しました。--------------------------------------- △追加日程第16 議長の選挙 ○副議長(日向正君) 追加日程第16に入ります。 議長選挙を行います。 選挙の方法についてお諮りいたします。     (「投票」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) ただいま選挙の方法については、投票によられたいとの発言がありました。 お諮りいたします。選挙の方法は投票によることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) ご異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は投票によることに決しました。 ここで暫時休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。           休憩 午後3時53分           -----------           再開 午後4時21分 ○副議長(日向正君) 再開いたします。--------------------------------------- △会議時間の延長 ○副議長(日向正君) この際、申し上げます。 会議時間を2時間延長し、午後7時までとします。--------------------------------------- ○副議長(日向正君) 議場を閉鎖いたします。     (議場閉鎖) ○副議長(日向正君) ただいまの出席議員は17人であります。 投票用紙を配付いたします。     (投票用紙配付) ○副議長(日向正君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めます。     (投票箱点検) ○副議長(日向正君) 異状なしと認めます。 ただいまから投票を行います。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長が議席番号と議員氏名を読み上げますので、順次投票をお願いします。     (投票) ○副議長(日向正君) 投票漏れはありませんか。     (発言する者なし) ○副議長(日向正君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 開票を行います。 ここで立会人を指名いたします。 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に4番、相澤俊行君、13番、古屋 久君、以上お二人を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(日向正君) ご異議なしと認め、お二人を立会人に指名いたします。 両君には、開票の立ち会いをお願いいたします。     (開票) ○副議長(日向正君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数17票、これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 うち、有効投票17票、無効投票0票です。 有効投票のうち、矢野義典君17票、以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は5票であります。 よって、矢野義典君が議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○副議長(日向正君) ただいま議長に当選されました矢野義典君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。--------------------------------------- △議長の挨拶 ○副議長(日向正君) ここで、議長に当選されました矢野義典君からご挨拶がございますので、お聞き取り願います。 矢野義典君。 ○議長(矢野義典君) 一言ご挨拶をさせていただきます。 ただいま図らずも甲州市議会10代目の議長に選任をいただきました。身に余る光栄とその責任の重大さに身の引き締まる思いでございます。 これまで、歴代議長を中心に議員各位、そして市当局のご努力によって甲州市の発展並びに市民福祉の向上が進んでまいりました。私はこの流れをさらに拡大、充実するために、率先垂範で誠心誠意務めてまいりますので、議員各位を初め、市当局の温かいご指導、ご協力を賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げ、議長就任の挨拶とさせていただきます。 ○副議長(日向正君) ご協力ありがとうございました。 矢野議長と交代いたします。     (議長席交代) ○議長(矢野義典君) 議長を交代いたしました。 ここで暫時休憩をいたします。 再開は追って連絡いたします。           休憩 午後4時39分           -----------           再開 午後5時00分 ○議長(矢野義典君) 再開いたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(矢野義典君) 休憩中に高畑一幸君から議会運営委員会委員の辞任の申し出がありましたので、委員会条例第12条の規定によりこれを許可します。 お諮りいたします。ただいま議会運営委員会委員が1人欠員となりました。 よって、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野義典君) ご異議なしと認めます。 よって、日程第17を繰り下げ日程第18とし、議会運営委員会委員の選任についてを日程第17に追加し、議題とすることに決しました。--------------------------------------- △追加日程第17 議会運営委員会委員の選任について ○議長(矢野義典君) 追加日程17に入ります。 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、議長の指名によるものとなっております。 よって、議長において、中村勝彦君を指名いたします。 暫時休憩いたします。 再開は追って連絡いたします。           休憩 午後5時02分           -----------           再開 午後5時20分 ○議長(矢野義典君) 再開いたします。 休憩中に開催されました議会広報編集委員会において、委員長の交代がありましたのでご報告いたします。 委員長に日向 正君が選任されました。 ここで、議会広報編集委員長からご挨拶がありますので、お聞き取り願います。 日向 正君。 ◆議会広報編集委員会委員長(日向正君) 一言ご挨拶をさせていただきます。 ただいま議長から報告がございましたとおり、先ほど開かれました議会広報編集委員会におきまして、不肖私、日向 正が委員長に選任されました。 よりよい広報を目指して頑張りますので、議員各位及び当局のご指導、ご協力をお願い申し上げ、就任の挨拶といたします。 よろしくお願いいたします。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(矢野義典君) お諮りいたします。釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の本市選出議員のうち、中村勝彦君の辞職を同組合議長が許可されました。このことにより、同組合議会の本市選出議員が1人欠員となりました。 よって、これより釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野義典君) 異議なしと認めます。 よって、日程第18を繰り下げ日程第19とし、日程第18に釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙を追加し、選挙を行うことに決しました。--------------------------------------- △追加日程第18 釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙 ○議長(矢野義典君) 追加日程第18に入ります。 釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の補欠選挙を行います。 お諮りいたします。同組合議会の本市選出議員は6人で、うち1人は議長が同組合議会議員となる申し合わせになっております。 よって、私、矢野義典を釈迦堂遺跡博物館組合議会議員の当選人と定めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野義典君) ご異議なしと認めます。 よって、私、矢野義典が釈迦堂遺跡博物館組合議会議員に当選いたしました。--------------------------------------- △日程第19 議案第49号及び議案第50号 ○議長(矢野義典君) 日程第19に入ります。 議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定について、議案第50号 山梨県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更に伴う山梨県市町村総合事務組合規約の変更について、以上2件を一括議題とし、当局の提案理由の説明を求めます。 市長、田辺 篤君。 ◎市長(田辺篤君) それでは、今議会に提案いたしましたその他案件について説明をいたします。--------------------------------------- △発言訂正について ◎市長(田辺篤君) その前に、日程第14の議案第46号で平成27年を平成26年と言ってしまったので、それを訂正させていただきます。--------------------------------------- ◎市長(田辺篤君) それでは、その他案件のご説明をいたします。 まず、議案第49号 甲州市過疎地域自立促進計画の策定についてご説明をいたします。 過疎地域に指定されている甲州市大和町における自立促進に必要な事業を総合的かつ計画的に実施するため、平成28年度から32年度までの5年間を計画年次にする甲州市過疎地域自立促進計画を策定することについて、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 次に、議案第50号 山梨県市町村総合事務組合の共同処理する事務の変更に伴う山梨県市町村総合事務組合規約の変更についてご説明をいたします。 競争入札に参加する者に必要な資格の審査に関する事務を共同処理することとする山梨県市町村総合事務組合規約の変更について、地方自治法第286条の規定により、構成団体の協議が必要であるため、同法第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 以上、よろしくご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(矢野義典君) 説明は終わりました。 これより質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(矢野義典君) 日程第19の質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第49号及び議案第50号については、総務常任委員会へ審査を付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野義典君) ご異議がないので、さよう決しました。 以上をもって、本日の議事日程は全て終了いたしました。 次回の本会議は、3月4日午前10時から開きます。 本日はこれをもって散会いたします。     〔散会 午後5時27分〕...